高所作業車月例点検・耐電圧検査について

法令で定められた点検について

1. 始業前点検

   事業者は高所作業車を用いて作業を行う時、その日の作業を開始する前に制動装置・操作装置及び作業装置の機能について点検を行わなければなりません。（労働安全衛生規則194条の27・28）
   さらに始業前点検は高所作業車を運転する者が実施し、点検表を高所作業車が稼動している間保管していなければなりません。

2. 定期自主検査（月例検査）

   事業者は、高所作業車についてはひと月以内ごとに１回、定期に自主検査を行わなければなりません。（労働安全衛生規則194条の24・25・26・28）
   またその結果は記録を保存することが必要です。

3. 定期自主検査（特定自主検査）

   事業者は、高所作業車については１年以内ごとに１回、定期に自主検査を行うことが義務づけられています。（労働安全衛生規則194条の23・25・26・28）
   １年以内ごとに1 回定期的に検査・補修を行い、その結果は記録を保存する必要があります。さらに共に検査をした機械には特定自主検査を行った年月日を明らかにする検査標章を貼りつけておく必要があり、この検査は検査資格を有する者がおこなわなければならなりません。
   詳しくは当社ホームページの【高所作業車　特定自主検査について】のページをご覧ください。

耐電圧検査について

高所作業車の耐電圧検査とは
配電線工事で使用する高所作業車のバケットに搭載されているライナーと呼ばれる絶縁保護具の絶縁性能を試験し、高所作業車を用いた活線作業を安全に行えるようにすることを目的とした検査のことを耐電圧検査といいます。
耐電圧性能検査は６ヶ月いないごとに１回、定期的に受けなければならない検査となります。

日頃の機械に対するメンテナンスによって事故を未然に防ぐことが可能になります

重大な事故につながる前に定期的な検査を行い、労災事故を未然に防ぐことが大切です。
高所作業車の月例点検・耐電圧検査についてご不明な点がありましたら、太閤自動車株式会社までお気軽にご相談ください。